女主人公で武将と交流できる個別イベントでの信頼関係や恋愛要素が楽める「戦国無双 Chronicle」シリーズの続編が前作と比べてかなり微妙でした。
今回は「戦国無双 Chronicle 3」が女主人公が選べるゲームとして微妙な理由をまとめました。
ゲームとしての評価ではなく、女主人公が選べるゲームとしての評価です。
ゲームの概要
- 対応ハード:3DS、PS Viata
- 発売元:コーエーテクモゲームス
- 発売日:2014/12/4
- ジャンル:タクティカルアクション
主人公について
各地を巡り、さまざまな戦場を渡り歩く戦国武将。
見た目が変更可能。顔や髪型、声、服装を選べる。
服装の自由度はクロニクル作品で一番高い。武将と同じ衣装を着用することもできる。
選択肢によって発言が変わる無口の主人公。戦闘時のみボイスあり。
無双演舞
本作のメインはストーリーモードの「無双演武」。
主人公が戦国時代のさまざまな合戦に参戦し、天下統一までの歴史を追っていく。
正史に沿ったストーリー、もしもが体験できる「IF」展開で楽しむことができる。
敵表示数がUP
前作の欠点、敵表示数の少なさが改善。
New 3DSやPS Vita版でプレイすると敵表示数が多くなるため、爽快な無双アクションを楽しめるようになった。
前作
今作
グラフィックも綺麗になり、アクションゲームとしてはかなり楽しい。
女主人公ゲームとして微妙だった理由
- 個別イベントで武将と交流できない
- 戦闘中の台詞が前作の使い回し
個別イベントで武将と交流できない
前作では主人公と武将が交流でき、信頼関係や時に恋愛要素を楽しめた個別イベントが今作では大幅に劣化。
主人公と武将の交流ではなく、武将同士の交流がメインに。
前作
今作
主人公はイベントにいるものの会話に全く参加しないため、空気。
主人公と武将の恋愛要素はもちろん信頼関係が築かれるようなイベントがない。
好きな武将のイベントが見れるのは嬉しい。個人的にお気に入りのイベントも多かったし。
けれど、クロニクルシリーズに求めていたのは主人公として武将と交流できることであったため、残念。
戦闘中の台詞が前作の使い回し
主人公の性別・キャラの友好度によって戦闘中のキャラから主人公向けの台詞が変わる。
- 賞賛・・・主人公が敵を撃破した
- 救援感謝・・・キャラが苦戦している時に助けた
- 邂逅・・・キャラと主人公が敵同士で遭遇した
しかし、台詞は前作の使い回し。(戦国無双4で追加になった武将は新規のもの)
今作で新規の台詞が聞けると楽しみにしていたのでかなりがっかり・・・。
ただし、台詞自体はいいものばかりなので前作をプレイしていない人なら楽しめると思う。
まとめ
女主人公のゲームとしての「戦国無双 Chronicle 3」の感想でした。
アクションゲームや主人公のエディット要素を求めているなら楽しめる作品ではあります。
女主人公で武将と交流したい、恋愛要素があったら嬉しいという方であれば本作は微妙かなと思います。
3DS持っているなら前作、もしくはさまざまなハード(PS3・PS4・PS Vita・ Nintendo Switch)でプレイできる戦国無双4の流浪演舞がおすすめ。
2つの作品は武将と交流できる個別イベントや恋愛要素があります。