恋愛ゲームではなくアクションやRPGなどの一般ゲームで女性主人公が選択できるおすすめゲームをまとめました。
こんな作品が対象です。
- 女性主人公が選べる(主人公の性別が選択可能)
- 一般ゲーム(恋愛・乙女ゲームではない)
- 主人公と登場キャラクターとの信頼関係や恋愛要素がある
ゲーム性ではなく、性別による変化や恋愛要素について書いてます。
目次
おすすめ作品
今回はこちらの作品について性別による変化や恋愛要素をまとめました。
- カリギュラ2
- 戦国無双Chronicle2nd
- ファイアーエムブレム 覚醒
- ファイアーエムブレムif
- ファイアーエムブレム 風花雪月
- Fate/EXTRA (フェイト/エクストラ)シリーズ
- ペルソナ3 ポータブル
カリギュラ2
- 対応ハード:PS4、Nintendo Switch
- 発売元:フリュー
- 発売日:2021/6/24
- ジャンル:学園ジュブナイルRPG
2016年に発売された「Caligula -カリギュラ-」の続編。(キャラクターや舞台が一新されているため、前作未プレイでも問題なく楽しめた)
仮想世界「リドゥ」に閉じ込められた二代目帰宅部が、現実世界へ帰宅するために奔走する学園ジュブナイルRPG。
恋愛要素はないものの丁寧な性別差分、主人公や仲間たちの信頼関係を楽しめる作品。現行ハードでプレイできるため、持っている端末でぜひ!
主人公について
楯節学園高等部2年生。
現実世界への帰宅を目指す「帰宅部」の部長として仲間たちと戦う。
見た目は固定。
選択肢によって発言が変わる無口の主人公。戦闘時のみボイスあり。
性別差分が丁寧
性別によるストーリーの展開に変化はないが、一部キャラクターのセリフや反応が変わる。
女性好きのキャラのセリフや態度はがっつり変わってた。(初対面の時に女性主人公だとナンパするとか)
前作では女性主人公でも男扱いされることがあったらしいけれど、今作は主人公の性別で違和感のあるシーンは全くなく楽しめた。
性別の変化を一番感じたのは仲間に質問(好きな食べ物は?犬派、猫派?とか)を聞ける個別チャット機能「WIRE」。
質問内容によっては男女で返事が変わる。一緒に住んでみる?なんて質問もあるので色々なキャラで試してもらいたい。
恋愛要素はないが仲間たちとの信頼関係が熱い
主人公の8名の仲間たちはそれぞれ9つの個別シナリオ「キャラエピソード」でストーリーでは触れられない仲間たちの内面が描かれる。
恋愛要素はないが、キャラエピでの主人公と仲間の信頼関係が深まっていく過程が丁寧に描かれるため、信頼関係を楽しめるという人にはおすすめ。
キャラエピを全て読み、仲間の親密度を最大にすると仲間から主人公への戦闘前後での掛け合いが信頼関係を感じられるものに変わるところもよかった。
「Caligula2/カリギュラ2」の感想。恋愛要素はないけれど仲間との青春を味わえる学園ジュブナイルRPG【女主人公が選べるゲーム】
戦国無双Chronicle2nd
- 対応ハード:ニンテンドー3DS
- 発売元:コーエーテクモゲームス
- 発売日:2012/9/13
- ジャンル:タクティカルアクション
戦国無双シリーズの外伝作品。(ストーリーは本作オリジナルのため、他作品未プレイでも問題ない。また、本作に前作「戦国無双Chronicle」の内容がすべて含まれているため、本作のみで遊べる)
フルボイスの個別イベントで主人公と総勢43名のキャラの信頼関係や一部恋愛要素を楽しめる。
戦国時代の始まりから終わりまでをわかりやすく追っていくストーリー、各キャラクターは個別イベントで内面が丁寧に描かれるため、歴史や無双シリーズを知らなくても楽しめる作品。
主人公について
各地を巡り、さまざまな戦場を渡り歩く戦国武将。
活躍を重ねていき、他の武将たちから「歴戦の勇士」と呼ばれ、信頼されていく。
見た目が変更可能。顔や髪型、声、服装を選べる。
選択肢によって発言が変わる無口の主人公。
豊富な性別差分
本作では43名のキャラの個別イベント(1人のキャラにつき約10個程度)があり、主人公の性別によってキャラの台詞が一部変化する。
また、主人公の性別によって各キャラの主人公に対する戦闘中の台詞が変化。
女性主人公の場合、男性キャラからの優しい台詞や女性キャラからの友情を感じる台詞を楽しめる。
一部キャラとの恋愛要素あり
一部キャラは個別イベント内で恋愛要素がある。
恋愛要素は薄めで匂わせ程度(告白しかけてやめるとか)ではあるが、個別シナリオやストーリーで信頼関係を築いてきたキャラからの台詞はグッとくる。
また、歴史を元としたストーリーのため、キャラの悲しい結末を見届けることにもなる。
泣けるイベントや恋愛要素のあるイベントどちらも楽しむことができるのは本作ならでは。
ファイアーエムブレム 覚醒
- 対応ハード:ニンテンドー3DS
- 発売元:任天堂
- 発売日:2012/4/19
- ジャンル:シミュレーションRPG
ファイアーエムブレムシリーズ13作目。(登場キャラクター、ストーリーが一新されているため、シリーズをプレイしていなくても楽しめる)
結婚や子供の恋愛要素を楽しめる作品。
主人公の特徴
記憶喪失の軍師。
髪型、顔、口調が変更可能。
口調が5種類あり、口調によってセリフが敬語やタメ口に変化する。(会話の流れは同じ)
結婚ができる
性別によるストーリー上の変化はないが、主人公はすべての異性キャラクターと結婚可能。(1人まで。血の繋がりのあるキャラは例外)
また、結婚後は2人の間に子供がうまれ、共に戦うことができる。
キャラ同士の支援レベル(好感度)に応じた支援会話を行うことができ、同性は3段階、異性では4段階が最大。
異性のペア同士で4段階目の支援会話を行うと結婚。
ただし、3段階目までの支援会話の内容は主人公の性別でほぼ違いはいない、かつコメディ調のため、4段階目で結婚の流れが結構唐突に感じるかも。(3段階目まで友達関係でフラグも立ってないのに4段階目で急に実は好きだった!結婚してくれ!てなってる感じ)
ダブル主人公の信頼関係が熱い
今作はクロムと主人公のタブル主人公。
記憶喪失で行き場のない主人公を軍師として勧誘したイーリス国の王子クロム。
ストーリーを通して、共に戦い、お互いを半身と呼ぶまでの信頼関係を築く2人にグッとくる。
また、2人の関係性でストーリー上の一部イベントや会話が変化する。
女性主人公とクロムが結婚することもでき、夫婦の場合、主人公がヒロインの立ち位置になるのでよりストーリーを楽しめた。
「ファイアーエムブレム 覚醒」の感想。結婚できるシミュレーションRPG【女主人公が選べるゲーム】
ファイアーエムブレムif
- 対応ハード:ニンテンドー3DS
- 発売元:任天堂
- 発売日:2015/6/25
- ジャンル:シミュレーションRPG
ファイアーエムブレムシリーズ14作目。(登場キャラクター、ストーリーが一新されているため、シリーズをプレイしていなくても楽しめる)
舞台は白夜王国と暗夜王国の2つの国が対立している世界。白夜王国で生まれ、暗夜王国で育った主人公はどちらの国とともに戦うかを選ぶことでルートが分岐する。
本作はそれぞれのルートが別パッケージとなっている。ルートは全3つ。
- ファイアーエムブレムif 白夜王国:白夜王国ルート
- ファイアーエムブレムif 暗夜王国:暗夜王国ルート
- ファイアーエムブレムif インビジブルキングダム:追加コンテンツ。どちらの国にも属さないルート
結婚、子供やその他さまざまな恋愛要素を楽しめる作品。恋愛要素がファイアーエムブレム史上最高。
主人公の特徴
白夜王国の王家に生まれたが幼いころに誘拐され、暗夜王国で育てられることになった王女。
髪型、顔、口調が変更可能。
口調が5種類あり、口調によってセリフが敬語やタメ口に変化する。(会話の流れは同じ)
結婚ができる
性別によるストーリー上の変化はなし。
主人公はすべての異性キャラクターと結婚可能。(1人まで。血の繋がりのあるキャラは例外)
また、結婚後は2人の間に子供がうまれ、共に戦うことができる。
キャラ同士の支援レベル(好感度)に応じた支援会話を行うことができ、同性は3段階、異性では4段階が最大。
異性のペア同士で4段階目の支援会話を行うと結婚。
ただし、3段階目までの支援会話の内容は主人公の性別でほぼ違いはなく、4段階目で結婚の流れが結構唐突に感じるかも。
恋愛要素がやばい
本作は恋愛要素が豊富。
3DSのタッチ機能を使ってキャラクターと触れ合える「マイルーム」は結婚すると台詞や反応が変わる。
キャラクターが照れた表情でがっつりと恋愛要素のある台詞をいうので恋愛ゲームをプレイしている感覚になる。人を選ぶ機能ではあるかも。(私はびっくりして一度触れたくらいだった)
また、キャラと入浴できる「温泉」機能でも結婚相手と混浴できる。
あくまでおまけ機能なので使わなくてもプレイに影響はない。
「ファイアーエムブレム if」の感想。恋愛要素がやばいシミュレーションRPG【女主人公が選べるゲーム】
ファイアーエムブレム 風花雪月
- 対応ハード:Nintendo Switch
- 発売元:任天堂
- 発売日:2019/7/26
- ジャンル: シミュレーションRPG
ファイアーエムブレムシリーズ17作目。(※シリーズの前知識なしでもOK。)
舞台は3つの国家が勢力の近郊を保っているフォドラ。
本作は2部構成のストーリー。主人公が士官学校の教師として生徒を指導する第1部、士官学校の日々から5年後、3国の戦争が勃発する第2部と分かれている。
主人公は担任となる学級を選択することができ、選択した学級によってルートが分岐する。
- 黒鷲の学級(アドラークラッセ)
- 青獅子の学級(ルーヴェンクラッセ)
- 金鹿の学級(ヒルシュクラッセ)
各学級はそれぞれ3国の出身者が所属していて、選んだ学級によって第2部のストーリーが大きく変化する。
結婚の恋愛要素、主人公や仲間たちの信頼関係を楽しむことができる作品。
主人公の特徴
ガルグ=マク大修道院の士官学校の教師。
見た目は固定。
選択肢によって発言が変わる無口の主人公。戦闘時のみボイスあり。
結婚ができる
性別によるストーリー上の変化はなし。
主人公は異性キャラクター、一部同性キャラクターと結婚可能。(1人まで。結婚できない異性キャラクターもいる)
エンディング後に結婚イベントが発生するため、今作は子世代は登場しない。
前作の覚醒やIFと比較すると恋愛描写は控えめではあるものの、支援会話(今作からフルボイスとなった)でキャラ同士が仲良くなっていく過程の描写が丁寧。前作までの唐突に好きだ!結婚してくれ!という流れよりも感情移入がしやすいかも。
キャラとの交流が豊富
本作は戦闘パートと日常パートに分かれていて、日常パートでは学園内を歩き回って生徒や他の教師と交流することができる。
指導したり、共に料理をしたり、お茶会に誘ってのんびり会話を楽しむことも。
どれも恋愛要素はないが、キャラ1人1人と丁寧に接することができるため、キャラのことをさらに好きになれる。
【女主人公が選べるゲーム】「ファイアーエムブレム 風花雪月」主人公の性別による変化や恋愛要素について
Fate/EXTRA (フェイト/エクストラ)シリーズ
- 対応ハード:PSP
- 発売元:マーベラスエンターテイメント
- 発売日:2010/7/22(無印)、2013/3/28(CCC)
- ジャンル:対戦型ダンジョンRPG
Fateシリーズの外伝。(ストーリーや設定は本作オリジナルのため、シリーズの前知識なしでも楽しめる)
「Fate/EXTRA (フェイト/エクストラ)」が1作目。「Fate/EXTRA (フェイト/エクストラ) CCC」が続編。
主人公の性別差分や恋愛要素が雑で人を選ぶが、キャラクターとの信頼関係を楽しめる作品。
主人公の特徴
月海原学園に通う2年生。
自分の正体や目的がなにもわからない記憶喪失の状態で、霊子虚構世界「SE.RA.PH」で行われる月の聖杯戦争に巻き込まれる。
見た目は固定。画像の左が無印、右が続編の姿。
選択肢によって発言が変わる無口の主人公。
性別差分や恋愛要素は注意が必要
女性主人公の扱いが雑。男主人公の見た目を変えただけ。
男扱いをされることや女性キャラクターとの恋愛描写がある。主人公を巡った女性同士の修羅場に巻き込まれることも・・・。
女性同士の恋愛描写は問題ない派だけれど男主人公からの流用なので微妙。
主人公の性別によって台詞が変わる異性キャラもいるけれど恋愛要素はない。(女主人公の扱いがあまりにも雑なので、異性キャラ口調が少し柔らかくなる変化でもかなり嬉しいけど)
主人公とサーヴァントの信頼関係が熱い
主人公はサーヴァント(過去の偉人を現代に召喚した存在)を召喚し、マスターとしてサーヴァントと共に戦う。
相棒となるサーヴァントは「セイバー」、「アーチャー」、「キャスター」の3名から選択可能。(続編では3名に加えて「ギルガメッシュ」が追加。)
右も左も分からない主人公に初めは冷たい態度を取るサーヴァントが戦いを乗り越えていき、だんだんと信頼を寄せていく姿が熱い。主人公とサーヴァントの信頼関係が本作で一番楽しめる要素。
Fate/EXTRA (フェイト/エクストラ)
Fate/EXTRA (フェイト/エクストラ) CCC
「Fate/EXTRA (フェイト/エクストラ)」の感想【女主人公が選べるゲーム】
「Fate/EXTRA (フェイト/エクストラ) CCC」の感想【女主人公がえらべるゲーム】
ペルソナ3 ポータブル
- 対応ハード:PSP
- 発売元:アトラス
- 発売日:2009/11/1
- ジャンル:ロールプレイングゲーム
PlayStation 2版「ペルソナ3」に女性主人公を追加したリメイク作品。(前作とのつながりはないため、ペルソナ3 ポータブルからプレイしても問題なし)
月光館学園の学生として1年間を過ごすロールプレイングゲーム。
昼は学生として勉強をしたり友人や街の人と交流を深め、夜は仲間とダンジョン探索し敵と戦う2つのパートを楽しむことができる。
性別差分、恋愛要素、女性主人公のゲームとして求めているものを全て兼ね備えた作品。PSPを持っているならば絶対プレイしてほしい!
主人公について
月光館学園に転入してきた高校2年生。
見た目は固定。特定の防具を装備することで戦闘時のみ服装を変えることができる。
選択肢によって発言が変わる無口の主人公。戦闘時のみボイスあり。
性別差分がすごい
男性主人公のみだった元作品「ペルソナ3」に今作「ペルソナ3 ポータブル」では女性主人公を追加。
どちらの性別を選択してもストーリーの展開は同じものの、追加された女性主人公用にストーリーが変更されているため、性別によってキャラクターの反応やセリフがかなり異なる。
男性主人公には当たりが強かったキャラクターが女性主人公には若干優しくなっていたりと事細かに差分が見られる。
ストーリーの雰囲気ががらっと変わる印象。
また、仲間たちや街の人々と交流ができるテキストアドベンチャー形式の個別イベント「コミュシステム」は対象キャラやイベントの内容が主人公の性別によって変化する。
恋愛要素がすごい
前述した「コミュシステム」で交流できる一部異性キャラクターとは選択肢次第で、恋人になることが可能。
仲間と恋人になると戦闘パートで恋人専用セリフを聞くことができたり、クリスマスなどのイベントで一緒に過ごすことができる。
また、複数人と同時に付き合うことも可能。複数人と同時に付き合うことで戦闘中に修羅場なセリフが発生することも。